医療関係者の方へ

診療時間

平日 9:00~13:00 / 15:00 ~ 18:00
土曜日 9:00~15:00(休診日:日曜日・祝日)
※手術日、訪問診療日は診療カレンダーをご覧ください。

ご予約・お問い合わせ

072-982-7111

FAX : 072-982-7129

診療内容

麻酔下歯科治療

全身麻酔下⻭科治療とは?

全身麻酔下⻭科治療は、完全に寝た状態で行う⻭科治療です。 手術が終了すると数分で目が覚めます。⻭科治療に伴う恐怖感や不快感を全く感じることなく、意識のない状態で治療を終えることができるため、恐怖心の強い患者様などにも安心して治療を受けていただけます。

全身麻酔下⻭科治療の適応

  • 口腔内の腫瘍や囊胞の摘出
  • 完全に埋まっている親知らずの抜⻭(複数本)
  • 顎関節に対する外科処置(重度の顎関節症、習慣性脱臼)
  • 多数の抜⻭
  • 顎骨の骨折整復手術
  • 多数のインプラント埋入手術

など

当院が選ばれる理由

整った医療体制により、患者様の負担が少ない麻酔下治療が可能。

  • 当院では最新の設備、機器を完備しており、日帰りでの全身麻酔下⻭科治療を行っています。

  • 安全な治療を行うために、術前検査、術前診察、カンファレンスを経て、手術終了まで適切な管理を行います。

当院の手術実績

実績/年度 2021年 2022年 2023年
麻酔科管理症例数 238例 232例 223例
全身麻酔 140例 140例 128例
静脈内鎮静法 98例 92例 95例

主な外科処置の症例数

  • 処置内容/年度 2021年 2022年 2023年
    埋伏歯抜歯術 167例 174例 160例
    埋伏過剰歯抜歯術 11例 11例 11例
    歯根端切除術、
    歯根嚢胞摘出術
    114例 112例 140例
    顎骨嚢胞摘出術 5例 5例 5例
    粘液嚢胞摘出術 12例 11例 7例
    インプラント 19例 18例 14例
    腫瘍摘出術 16例 13例 13例
  • 処置内容/年度 2021年 2022年 2023年
    消炎切開術 125例 122例 129例
    上顎洞瘻孔閉鎖術 21例 39例 17例
    顎関節授動術 単独 97例 100例 107例
    顎関節授動術
    パンピングを併用した場合
    9例 9例 4例
    顎関節臼悲観血的整復術 8例 11例 8例
    口腔内外縫合術 22例 26例 10例
    骨折処置 13例 6例 3例

全身麻酔下⻭科治療の流れ

手術前

しっかりと時間をかけて問診や検査を行い、手術に向けて万全の体制を整えます。

  • STEP01

    問診

    現在の身体の状態、通院歴等を確認します。

  • STEP02

    術前検査

    血液検査、心電図、血圧などを測定します。

  • STEP03

    医療連携

    現在通院中の医療機関と連携を行います。術前検査で異常が生じた場合、医科医療機関を受診していただく事もあります。

  • STEP04

    術前カンファレンス

    各種検査や問診・医療連携により得た情報をもとに、チームでカンファレンス(患者様に関する情報の共有)を行います。

  • STEP05

    術前診察

    ⻭科麻酔医が改めて、問診や麻酔の説明を行います。

手術の流れ

安全な全身麻酔のために、当院では麻酔専門の医師が全身管理を行っています。

前日確認

当院より、お電話にて体調確認と注意事項をお伝えします。

  • STEP01

    準備

    口腔内を清掃し、手術室にお入りいただきます。

  • STEP02

    BISモニターの装着

    脳波を解析し、患者様の意識状態(麻酔深度)を数値で表すモニターを装着します。この装置を使用することにより、麻酔薬の使用量をできる限り少なくし、負担を最小限にします。

  • STEP03

    麻酔の実施

  • STEP04

    歯科治療処置

  • STEP05

    回復室への移動

    処置が終わったら、回復室へ移動し、意識がはっきりとするまで休んでいただきます。

  • STEP06

    最終バイタルチェック

    バイタルを確認し、麻酔医が問題ないと判断すれば帰宅許可となります。付き添い同席のもと、術後の過ごし方について再度説明を行います。

  • STEP07

    帰宅

静脈内鎮静法について

歯科治療に対し恐怖心が強い方や、処置内容が局所麻酔だけでは困難な場合は治療時に鎮静剤を点滴し、リラックスした状態で治療を行う「静脈内鎮静法」という選択肢もあります。全身麻酔のように完全に意識のない状態にするのではなく、鎮静剤によりぼんやりとした状態になることで、治療に伴う不安や恐怖感、ストレスによる血圧や脈拍の変動、嘔吐反射などの症状を軽減できるメリットがあります。当院では患者様のご希望を丁寧にヒアリングした上で、最適な治療法をご提案させていただきます。

患者様アンケート

手術を受けられた9割以上の患者様が
「非常に満足」または「満足」と感じられています。

約80%以上
  • 持病があっても安心して治療に挑むことができました。

    たくさん持病があり心配でしたが、全くわからないうちにできました。治療中の痛みやその他の苦痛もなく、とても楽にできました。またの機会があればこの方法を希望します。

    70歳 男性 IKさん

  • アフターケアも万全で、不安なく過ごせました。

    全身麻酔をすることで一瞬で治療が終わるので痛みに弱い私も耐えることができました。また、アフターケアがしっかりしていて、院長先生、スタッフの方の心遣いも良く安心して治療を受けることができました。

    24歳 女性 NYさん

約80%以上

全身麻酔、静脈内鎮静法は
保険適応となります。