診療時間
平日 9:00~13:00 / 15:00 ~ 18:00
土曜日 9:00~15:00(休診日:日曜日・祝日)
※手術日、訪問診療日は診療カレンダーをご覧ください。
診療内容
嚢胞とは、生体内に生じる袋状(嚢状)の病変で、固有の壁に囲まれた内腔に液状成分あるいは反個体成分を貯留するものです。顎・口腔領域の嚢胞には多くの種類があり、比較的高頻度に顎骨あるいは軟組織に発生します。
治療法
外科的摘出
症例.01
歯原性嚢胞
70代男性、左側下顎に巨大な嚢胞形成。病的骨折の可能性を鑑み、チタンプレートで補強したのち摘出しました。神経損傷もなく治癒傾向良好です。
症例.02
歯原性嚢胞
50歳代男性。左下の親知らずが原因と思われる嚢胞を歯を含め摘出しました。その後、術後の麻痺や再発もなく骨の増生が認められます。
歯の根の治療(根管治療)を行っても病巣が改善しない場合に、原因となった根の先(根尖部)を外科的に取り除き、歯を保存する方法です。
適応症
1)根の治療(歯内治療)によって病巣の治癒が望めない歯
2)補綴物が除去できず根管治療ができない歯
3)根尖付近で異物が存在し除去できない歯
4)顎骨嚢胞や腫瘍内に根尖が突出している歯 など
症例.01
歯根端切除術
他院での処置後、根尖病巣が再発していたため当院にて歯根端切除を行い経過良好です。
症例.02
歯根端切除術
下顎大臼歯に疼痛と腫脹を訴え来院されました。根端部に急性の炎症が認められたため消炎後、被せ物を外さずに外科処置を行い5年経過良好です。